25年度語る会

平成26年3月8日 語る会 議事録

会の紹介。
自己紹介。
会に来た目的。
はじめてきた人1人、
参加回数のまだ多くない人2人、

計12名。(うち女性4名)

B,M,N,K,M,A,T,Z,A,G,O,C,

B:非常勤公務員。この会を主宰。働く人、障害者を勇気づけたい。
M:A型作業所に通っている。
N:11月に来てから二回目。対人不安。自閉。
K:同朋大学の吉田ゼミのSSTで勉強している。B型作業所職員。
J発達障害。
A:A型作業所に通っている。ブランクが3年。働ける体力があるか不安。人間関係やコミュニケーションが課題だと思っていた。が、作業所で働いてみると、考えすぎ立った面に気づいた。本当の課題は8時間働く体力である。
T:病院で清掃の仕事をしている。
Z:老人ホーム運営会社で事務が6年目。
A:去年から障害者枠で働き始めた。精神障害は一人きりで相談できる人がいなかった。悩みを共有したい。みんなと喋ったら解決するかもと思った。
G:求職活動中。3社の面接を受けた。もう一年就労移行支援で頑張りたい。
M:事務歴4年。一人暮らしをはじめた。
C:心理カウンセラー、会の役に立ちたい。

コミュニケーションで気をつけていること
他人とのコミュニケーションが苦手だったが、ちゃんとコミュニケーションしたいと思っている。壁を作らないようにしたい。人に慣れることが課題。自分のことばかり喋ってしまい、他の人の話を聞くことが目標。孤立している。悪口やグチやネガティブなことばかりは言わないように気をつけている。リクルートのセールスマンの書いた生き方の本を読んで感動した。

はじめてきた人
A:一般事務を人事課でしている。就職にはPC入力の技術は必要である。
私は締め切りが普通の人より気になってしまう。早めに取りかかって早めに終わらないと気が済まない。それが原因で疲労してしまう。一回休職して仕事内容を変えて欲しいと思っている。が、それを言うと退職に追い込まれそうで言い出せないでいた。やっとの思いで上司に伝えたら、人事課というプレッシャーがあることも理解してくれて締め切りのない仕事に配置換えをしてくれることになった。上司に伝えるのも遠慮したり、悪く思われないか心配になってしまう。自分の都合より相手の立場を考えすぎてしまう。休職しているが、早く仕事をしたい。自宅に戻って母に話すと母も疲れてしまう。障害者訓練校でこの会のことを紹介された。

N:体調が悪いことを伝えたいときがあるが、うまく言えない。作業所でもうまく伝えられないが、上司にはちゃんと言った方がいいと思う。相談することもあるが、障害を持っている人の気持ちが分からないと言われる。どこが悪いのが見ても分からないから、説明しないといけないのに、うまく説明できない。

A:私には、ジョブコーチというソーシャルワーカーがそばにいたの体調が悪いことも言えた。障害をクローズにしていたときには辛かった。パニックになると手足の動きが乱れていないか気になる。

J:上司に仕事の段取りを聞いている。が、いつもいつも聞いてばかりではいけないと思っている。自分で考えろと言われることもある。障害のせいか忙しいと周りが見えなくなってしまう。

N:不安がある。雰囲気を読めない。前は通勤時間も長くて怒鳴られたり、パワハラを受けていた。障害者枠でも雇うだけの「放置」では、いけないと思う。気分よく働けるように配慮して欲しい。
たまに気分が沈んでしまう。そんな時だけは早めに帰らせてもらう。



テーマ:休日の過ごし方、職場の悩み、ストレス解消法、病気の症状への対処法

障害がクローズ(非開示)のときは鬱になって転職しての繰り返しだった。
非定形鬱というタイプで仕事は出来ないが、小旅行などは行ける。仕事のプレッシャーに弱い。学生時代からアルバイトをすれば良かったと後悔している。気分に波がある。考えすぎてしまう。休みの日でも仕事が頭を離れずに辛くて不安になってしまう。

プライベートでも親が脳梗塞で介護が必要であり、多忙だ。
自分自身がネガティブで、マイナスに考える癖がある。孤立してインターネットのSNSで友人を作ったこともある。しかしSNSで出来た友人もアルバイトも満足にできないぐらいの状態だった。

静かな場所でジュースを飲む。
映画は、手帳があると1000円で観られる。
市営のスポーツジムやプールは無料で利用できる。
美術館や水族館も格安で利用できる。図書館は収入が少ないときの居場所として重宝する。お金がないとストレスが溜まる。家計簿をつけている。
鉄道の旅、地下鉄の旅をしている。
一人カラオケもよくしている。
近所のホームセンターで廃品回収のボランティアをした。
4
月頃は調子もよくていろんなところへ通い始めるが、秋頃に体調が崩れる。
収入が少ないのでお金が使えない。楽しいことは考えられない。
そんな状態には認知行動療法という考え方の癖を直す訓練が有効だ。

職場の同期が身体障害者で、障害を持っている仲間としてくれてあたたかい。
上司も障害について勉強してくれている。

毎日、1015分の感じたことを話す時間をとるだけで職場に会話が生まれる。
話しかけられてうれしい。悩みばかりいっていると思われるのが辛い。そう思うと言いたくても言えない。後ろむきな奴は嫌いだと言われた。

最後にひとこと。

みんなの悩みが共有できて良かった。

いろんな話が聞けて良かった。

自分の言いたいことを吐き出せて良かった。一人でうじうじ悩んでいるよりずっといい。

みんなそれぞれに悩みがあることが分かった。

みんな同じじゃない。それほど単純ではない。自分で自分を知ることが難しい。

通りすがりの人が自分の悪口を言っているように感じるのが、一人じゃないと分かった。

2014年 2月8日雇もれびの会 語る会 議事録@アートリーフ風花  
自己紹介
参加者 Kさん Jさん Tさん Sさん Wさん Iさん Mさん

この会に来た目的と自己紹介・近況報告
Sさん  公務員の仕事をしている。職場でコミュニケーションが苦手。一日8時間で週5日の仕事をしている。現在、仕事がとても忙しい。
Wさん 介護の補助の仕事をしている。障害児と向き合う仕事をしている。訪問して障害児にきてもらうという活動をしている。
Iさん  尾張地方でB型作業所の施設の職員をしている。病院の先生から病気で大切なことは、再発させないこと、規則正しい生活をすること。社会復帰から社会参加へと教わった。障がいの症状が軽い時は、一般の作業ができる。
Mさん 4回目の参加 掃除の仕事をしている。人間関係も良い感じである。
Jさん 運輸会社に勤めている。仕分けの作業など。一人暮らしをしたいと考えている。アスペルガー障がいを持っている。雇もれびの会の事は名古屋障害者就業支援センター(大曽根)から聞いた。2年前から働いている。日々の生活の中で不安定な時期がある。
Tさん 先天性の発達障がいを持っている。ネットで調べて雇もれびの会の事を見つけた。福祉施設で障害者の指導員の仕事をして働いている。従業員2、3人の会社で この仕事はハローワーク経由で探した。べてるの家が名古屋市立大学に来る。フェイスブックに当事者研究ネットワークがある。


初めて来た人の話

Jさん 三河地方から来た。男性、20歳代後半。青果店で働いていた。卸売の仕事。一年と少しの間、仕分けの作業をしており、慣れてきた。仕事を始めてから、障がいの疑いがあると判断されて、薬を飲み始めた。資格を取ったり、支援機関を回ったりした。事務系の仕事を志望しているが、適性が向いていないのではないかとも思っている。パニックになる傾向がある。電話の応対ができない。今後の先行きに対する不安がある。職場に若い人が非常に少ない。障がい者として働くにあたり、メリットとしては、配慮がある。休んでもいいと言ってもらえる。 週50時間働いたこともある。不安がたまに来る。現在、手帳は持っているが、年金はもらっていない。
年金専門の社会保険労務士に相談してみてはどうか?と言われている。

Tさん 40歳代前半。自閉症の人が、昔から0.5%から0.7%存在するといわれてきたが、近年、7%から10%はいるのではないかと考えてられている。自閉症と発達障害は、障碍の程度や密度が違うが、基本は同じだ。これまで職場ではパワハラがあり、うつになりかけた。名古屋では、「わっぱの会」が、頼りになる団体だと考えている。現在結婚を予定している。

一人暮らしを始めた人の話

「親にいつまでも頼っていてはいけないので、一人暮らしを始めた」

Kさん 30歳台前半。会社員。障害者枠で働いている。事務員。
今年1月から自宅を出て、自宅とも職場とも近い場所で一人暮らしを始めた。生活力を付けて自立したいという思いがきっかけだ。毎日、洗濯掃除食事をすることが目標だ。食事を忘れたこともある。料理の仕方を独習している。夜は9時には寝ている。4時起床。近所の牛丼屋さんで朝食を摂っている。朝は気持ちが張っているので、遅刻はしない。一分だけ遅刻したことが一回だけあったが、その後はない。栄養や野菜を摂るようにしている。5時には仕事が終わるので、ナイトケアを利用するつもりだ。ナイトケアとはクリニック併設の料理などを教えてくれるプログラムだ。一人暮らしを始めて体重が3キロも落ちた。食事は毎日ご飯は自分で炊いている。それ以外におかずや野菜はコンビニで買ってきている。一人暮らしをしたら、友人が家に遊びに来てくれることがうれしかった。ゴミ捨て、掃除も家事としてルーチンワークにしている。職場でもゴミをしているので、家でもゴミの分別に慣れてきた。買い物袋を初めて買った。公共料金を自分で払って、金銭感覚が身に着いた。NHK料金は、テレビがないので払っていない。(住民税が非課税世帯で障害者手帳を持っていればNHK受信料は無料になるらしい。)生活にこんなにお金がかかるのも初めて知った。スーパーに行くようになってタイムセールで弁当が夕方安く買えるのも初めて知った。
給料は、時給XX円で、手帳を持っているが年金はもらっていない。
外食ばかりで食事による健康の不安が大きい。マヨネーズはあるが、バターも塩も買っていない。冷蔵庫はあるが、中は少ない。初期投資に30万円ぐらいかかった。仕事が安定してできてきた今だから、ようやく一人暮らしできた。社会人8年目で、今の職場も4年目だ。学生時代にひきこもりを経験して、就活でストレスを受けて非常に苦労した。
 
 
これを聞いて、「次は自分が。。。と励みになった。」と言った方がいました。
 
以上です。
お疲れ様でした。
平成26年1月11日 雇もれびの会 語る会 @新栄 「アートリーフ風花」
 
参加者 G,N,M,U,D,I,K,Y,T,S,B,O
12名、うち女性は5名、ゲストカウンセラー1名。
 
自己紹介
G:大阪出身で愛知県いまだなじめずにいますが、就労移行支援を使っています。 
 
N:コンビニで週4日、5時間のアルバイトしている。
アルバイトをやめて障害者枠でハローワークで仕事を探す予定。
 
M:A型就労継続支援に1年半通っている。一般就労につなげたいと考えている。
 
U:就労移行支援に今月から通い始めた。体がしんどいが、早く慣れていきたい。
 
D:ワーカーズコープの運営するカフェ居酒屋で’12年9月から関わりはじめて、’13年6月からはアルバイトとして働き始めた。やっとここまで来れたという感じ。集団が苦手だが、今日は前から興味があったこもれびに初参加する。
 
K:尾張地方でB型作業所の職員をしている。
 
I:就労移行支援に通っている。
 
Y:老人ホーム運営会社で障害者枠で事務仕事をしている。5年9ヶ月続いている。
こもれびには数回参加している。ハートピア関東や地域活動支援も利用してきた。自助会も参加経験がある。バンド活動もしている。マイナス思考だけど前向きに生きたい。
嫌いなことも100%は嫌いじゃない。苦手な人もいいところが見つかる。楽しくなりたい。第一印象だけで決めつけてはいけないと思う。いろんな人と知り合って交流したい。けど、なかなか出来ない。また同じ病気仲間とは喧嘩別れしてしまうことが多い。相談できる人を作りたい。
人間関係がうまくやれない。病気と関係していると思うが、おかれた環境から逃げ出してしまうことが多い。人間関係は距離感が大事だと思う。32年間生きてきたが、壁にぶつかって逃げ出してしまったことが心の傷になっている。大学とその後の短大をやめてしまったことだ。途中でやめてしまうという逃げを繰り返さないようにしたいが、同じような人間関係の問題にぶち当たるので、解決する方法を身につけたい。
 
M:今日で三回目の参加。病院で清掃のアルバイトをしている。以前はA型作業所に通っていたのでステップアップできた。いずれはフルタイムで働いて、正社員になりたい。
 
N:A型作業所に半年通っている。体調が不安定で、最近は寒いので体がだるい。一般就労したいので、週5日、一日6時間の通所リズムをクリアしたい。
 
C先生:去年末、会と知り合って12月に初参加した。心理カウンセラーをしている。心理学講師、プロカウンセラー養成もしている。女性・子供のため、社会貢献していく。会の役にたちたい。
心理学、ハーブ、アロマなどの健康法の知識がある。安眠向けハーブを持ってきたので、休憩時間にお見せしたい。
前回の語る会で印象に残ったテーマに「悪口を言われた」「非難された腹がたった」おいう話があった。それに対する「魔法の呪文」がある。悪口を言われたら、言い返すときの話し方だ。実際に言い返さなくても、こころの中で思うだけでもいい。「あなたはそう思うのね」という言葉だ。人は誰でも自由に他人を非難できる。嫌になる自由もある。私はあなたが嫌いだが、嫌いなあなたもここにいる権利がある。同様にあなたは私が嫌いだろうが、私にはここにいる権利がある。そういう意見を持つ自由や権利がある。そう考えて「あなたはそう思うのね」と言い返せばバリアができる。その悪口を受けなくて済む。この人はこういう考え方を持っているんだ。とは思っても相手の言葉にまともに引きずられなくて済む。試しに使ってみて感想を教えてください。
 
 
初参加の人の話
 
 
D:学校というレールに乗ってきたが、21歳のころつぶれた。うまく次に進めなかった。なにごとも動いてみると得るものがある。いろんなものに興味がある。前から自助会の話を聞いて参加したかった。勇気をもって初参加した。ほかの人の意見が聞きたかった。いい経験になると期待している。
 
N:19歳のとき病気になって働けない時期もあった。働いたときもアルバイトで、体調を崩すと休職することが多かった。病院に通っているが、仲間がいない。病院の先生も体調を崩したあとの復帰にアルバイトを勧めてくれた。ひきこもりをしていた時期もある。公的な支援センターも就労支援についてもなにも知識がない。アルバイトをやめ障害者枠で働き始めたいと考えている。うまく次に繋げていきたい。
 
 
 
人間関係
 
Y:友人関係に悩んでいた。友人のグループで入りたいグループに入れなかった。一人暮らしのグループと実家暮らしのグループなどに分かれていて、どちらにもとけ込めずにいた。会社でも誰からも好かれたい。話しかけられれば返す程度でグループには入れない。いつも職場で、一人でいる。好意的に話しかけてくれれば返せるが、こちらからは近づけない。職場でも友人を作ってメール交換をしたい。全員とメール交換したい。が、一方では、他人の噂話が苦手な面もある。仲良くなりたい、つながりたいと思うが、一歩踏み出せない。
 
 
U:就労移行支援でも人間関係になやんでしまう。デイケアでアドバイスをもらったことがある。控えめでいたほうがいいというアドバイスだった。最初からガツガツと話しかけるのは良くないのではないかと言われた。が、そうすると自分をさらけ出せないしコミュニケーションをとれなくて困っている。休憩時間におしゃべりしたいが、うまい話題が見つからない。
 
受け流すスキルも重要だ。就労支援のスタッフに助言を求めればいい。
 
 
 
C先生:人間関係をよくしたいワンポイントアドバイス
 
誰かと親しくなりたいとき、よく観察することが大事だ。自分を知ってほしいなら、相手をよく知ることが大事。よく知ろうとしてくれているんだと思うのと、放っておいてほしいという気持ちを尊重するために、相手もよく観察することが大事。
 
お見合いなど、その相手と仲良くなりたいと本気で思うときは、相手も呼吸に自分の呼吸も合わせて同じテンポにする。それぐらい細かく真剣に観察する。同じようなタイミングで同じ動作、同じ表情をすることで親しくなれる。初対面のときに時々使う勝負アイテムとして覚えておいて損はない。 
 
同朋大学 吉田ゼミの SSTは大変役に立つ。
第四水曜日にやっている。
SSTとは、
ソーシャルスキルストレーニングのことで、社会技能訓練だ。
 
社会技能(コミュニケーションなど)で困っていることを練習して解決するトレーニングだ。
たとえば、「話に詰まる」という困っていることがあると、
参加者は円状に座って、それについて練習する。
場面を作って、練習して、いいところを誉める。
もっと良くする方法を考える。
お手本を見せる。本人が練習する。(舞台稽古風に)
そしてまた、いいところを誉めて、もっとよくする方法を考える。
次にチャレンジする課題を決める。
実際の場面で実践する。次回、報告する。という流れでのトレーニングだ。
会話のキャッチボールをするのには、いい練習になる。
他人の意見を聞ける。みんなが困っていることを共有できる。
参加費無料なので、お勧めしたい。
 
 
 
N:アルバイトを明後日まで辞めてステップアップしたい。
去年の3月まで休職して、4月から働き始めた。体調もいいのでステップアップしたい。次に行きたいという気持ちが強くなった。
障害年金をもらっているので、お金に困るという心配はしてない。
商業科の高校を卒業したので、ワードやエクセルの資格は持っている。ハローワークで職業訓練を受けて簿記などを学んで、事務仕事をしたい。これまで事務の仕事はしたことがないが、挑戦したい。医者には障害者枠でなくアルバイトでいいと言われたが障害をオープンにしたほうがいいと自分では思う。
 
 
Y:半年の職業訓練のクラスに2回参加した。ワード・エクセルを訓練した。勉強で黒板に向かって授業を受ける。障害者むけのものだった。無料で受講できた。面接の練習もした。
 
D:3ヶ月のコースを二つ申し込んだが、一つはレベルについていけずに通わなかった。英語と会計を学んだ。一ヶ月ぐらいしか通わず、仕事には結びつかなかったが、友人が出来るというメリットはあった。名古屋で受講した。障害者向けでなく、一般向けのものだった。
 
N:仕事は障害者向けの仕事を探している。一般のクローズの仕事やアルバイトは自分いは重すぎる。
 
B:障害者枠であっても週に30時間は働かないと、障害者雇用にカウントされないと思う。
 
S:2月と9月に障害者合同面接会がある。名古屋市の体育館などで開催される。
事務の仕事を探すならハローワークで検索するより合同面接会のほうが条件のいい事務職が多い。ただし、身体障害者が多くて、精神障害者の雇用実績は少ない。
精神の障害があっても本人次第では仕事は見つかると思っている。
通院したいとか、休憩時間の取り方とか、相談員やジョブコーチをつけたいとか条件をうまく自分で説明できるようにしておく。
精神の雇用が進まないのは、どう障害に苦しんでいるかがわかりにくいからだ。知的障害者は同じ仕事・決まった動作を繰り返す仕事など仕事の与え方のノウハウは蓄積されてきた。精神の場合は、コミュニケーションができるかどうかが鍵になる。
 
Y:調子が悪いときに「だいじょうぶ?」「帰りたい?」
と声をかけてくれて早退できることで救われた。そのおかげで調子が悪いときでも仕事を続けられた。連携プレーの仕事をくれるので、コミュニケーションが必要になる。今の事務の仕事は、主にファイリングだ。請求書や領収書をパンチしてラベルをつけてファイリングする。ほかにも文房具の管理やネットで発注もしている。パスワードも管理している。事務職だが、電話が苦手なので電話には出なくていいと言われた。
今の仕事も続けているが、ほかにも求職活動したこともある。メガバンクや高級ファッションブランドの会社などを面接を受けたが受からなかった。
 
ユニクロは障害者雇用に積極的であると言われている。
求人は、法定雇用率以上には出さないので障害者がすでにいる職場には入りづらい。
 
障害者手帳の2級保持者は週に12から20時間。3級は20時間程度は、働けると思う。週5日の一日5,6時間が目安だ。週30時間働けば厚生年金に入れる可能性もある。
 
S:面接では、「薬を飲んでいれば、特に困ることはない」とか「運転や残業はできないが、ほかは一般と同じように働ける」など、できることと、出来ないことを説明できるといい。2級の手帳を持っていると働けないというレッテルは嫌だ。
 
C先生:働きたいという気持ちをアピールするのが大事。
 
K:社会が障害者を受け入れる体制が整っていないと感じる。
 
 
最後に
 
Y:こうした会は、雇もれびの会の以前ならあり得なかった。病気という共通点をもつ仲間が集まって悩みを話すという会はすごくいい。ステキ。自宅で一人でうじうじと悩んでしまうことが多かったが、こうして悩みを話せることに感謝している。こもれびで出会った人とさらに交流を深めたい。繋がれたことがうれしい。引きこもっていたら寂しい。この場で友人が見つかるといい。ほかの人のアドバイスももらえてうれしい。障害者でもこうした繋がりがあれば、「よかった」と思える。他人の力を借りることができるようになった。仲良くなりたい。人生を普通に健康に生きたい。前向きになりたい。幸せになりたい。喧嘩した友人とも仲直りしたくなった。
 
 
同じ境遇の仲間ができて良かった。
 
「あなたはそう思うね」という言葉を覚えた。実践したい。
 
情報がない人、仕事を探している人と、情報を持っている人、求職活動を計画的に実行している人を繋げることができて有意義な会になったと思う。
 
 
2時間、貴重な会をありがとうございます。